いっこう的こころ
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いっこう的こころ
ヴィトンと草間彌生のコラボ
2012-05-31
世界的なアーティスト、草間彌生が、再びヴィトンとコラボレーションをするようだ。7月にニューヨークのホイットニー美術館で開催される「草間彌生回顧展」に合わせての発売らしい。
ヴィトンはこれまで、村上隆、スティーブン・スプラウスとのコラボ商品を発売している。
ちなみに、草間彌生と樹木希林って似てませんか?
全盲の画家「ジョン・ブランブリット」
2012-05-30
生まれつき脳に傷害があり、たびたび意識を失う事があった彼は
、発作の影響で視力を完全に失ってしまった。彼はキャンバスに向かうと、まず白い絵の具で線を凹凸をつけ下描きをする。そして筆を使い色を塗る。色は絵の具を触ったときの感触の違いで、それぞれの色の違いを感じとっていく。人間には、視覚などの何かの機能を失うと、そのかわりに他の機能が発達する「代償機能」という能力があるらしい。 彼の場合は、視覚を補うために指先の触覚が発達し、絵の具の質感の違いを識別可能になったという。 現在、識別可能な色の数は1000色以上、それを絶妙なバランスで配置して、陰影や奥行きを生み出している。
Blind Artist | Art Therapy | Video | Veria Living - YouTube
画家「深堀隆介」の仕事
2012-05-28
10年前のある日、絶望的になっていた作家を、飼っていた金魚が救った。
さほど可愛がらず、なんとなく飼っていた一匹の地味な金魚。
だが、落ち込んでいる作家の眼には、その子は最高に美しく見えた。
「何故いままでその美しさに気がつかなかったのか。
何故いままでその狂気に気がつかなかったのか。
金魚は、善も悪も持っている。金魚には全てがある。だから美しいのだ。」
作家にとってそれは、まさに決定的であった。
その後、金魚がテーマの作品が大部分を占め始め、とうとう金魚だけになってしまう。
現在も金魚を通して、作風を問わず様々な表現を試みている。
金魚養画場 美術作家 深堀隆介オフィシャルサイト
「manga」のポジショニング
2012-05-27
日本の漫画の位置づけをレクチャーするのは、なかなか難しい…。
デザインフィールドから見定めると、こうような位置にするしかないのかなぁ…。
木下 晋
2012-05-27
木下氏の存在を、今日の日曜美術館で初めて知った人も多いことだろう。世間は「自立式電波塔」の話題で持ち切りの中、ハンセン病患者を描いた彼の近作は、観る者の心にどう映ったのだろうか。彼の絵は、難しい解説よりも実物を先入観をもたずに、じかに見るべきだと思う。だれでも強烈に本能的に何かを感じるはずである。モノクロ−ムの鉛筆のみで、いずれも等身大以上の驚くべき大画面で迫力ある人間のドラマが展開されている。美しく綺麗に描かれた絵が必ずしも優れた芸術であるとはいえない。
ひとつの道を極めた人たちや、宿命的な苦難との闘いに打ち勝ってきた人たちや、最期を迎えてすべてを天の運行に身を任せきった人たちの表情には、ある種の透明なおだやかさが漂う。この画家はその一瞬を見逃さない。彼はモデルがヒカリを放ったという。このヒカリとはいったい何だろう。神とも言えるし、仏とも言えるのだろう。彼は全感覚を総動員して命がけでモデルを凝視して、その生命的真実の秘密を探る格闘をしつづけている。
9月には、足利美術館に巡回する。
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